高校一年 宿泊研修
投稿日: カテゴリー : 学校行事
高校一年
5月13日から14日にかけて、高校一年生は栃木県の足尾銅山跡を訪れました。
1日目は、鉱毒事件にも大きく関係した渡良瀬遊水池の重要性について講話をしていただきました。その後、実際に渡良瀬遊水池におもむき、およそ二時間かけてクラスごとに散策をしながら、各ポイントでスタッフの方から様々な説明をしていただきました。
2日目は鉱毒によって樹木が生えなくなってしまった足尾銅山に緑を戻すべく、植樹活動を行いました。今回植えた約350本の苗木達が、生徒の成長とともに大きく育ち、元の山の姿を取り戻すことを祈るばかりです。その後、銅山の中をトロッコで見学をしました。当時の作業の様子や環境などに触れ、生徒はとても感心している様子でした。
講話を聞くだけでなく多くの体験学習を通して、銅山の活躍による日本経済の発展という明るい面だけでなく、鉱毒事件の残酷さ、それにより苦しみを受ける人が多く居たという陰の面も学べた2日間でした。