11月14日（水）から17日（土）にかけて、高校2年生の九州修学旅行が実施されました。

行程は、バス・新幹線・フェリー・路面電車と様々な交通機関を利用して、鹿児島・熊本・長崎と、九州を南から北へ縦断する四日間で、知覧と長崎での平和学習、雲仙での災害学習、長崎班別自主研修など、多くの貴重な体験をしました。

平和学習としては、知覧特攻平和会館や長崎の平和公園・原爆資料館を訪れ、特攻隊や長崎に落とされた原爆について学びました。また、実際に原爆の被害に遭われた方による講話も行われ、原爆が落とされた当時の状況のお話も伺うことができました。

災害学習としては、雲仙岳災害記念館で雲仙普賢岳噴火と火砕流の怖さ、そして自然災害にどう備えるかを学ぶことができました。

出発前にはそれぞれの分野で事前学習を行い、知識を獲得したり考えたことまとめたりしていましたが、実際の資料を目の当たりにしたことで生徒達も感じることが多かったようです。生徒一人一人がこれらの学習を通じて認識を新たにし、平和の尊さやこれからの生き方について考える機会となりました。